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更年期障害を緩和したい女性の閉経前後の時期(平均的には40代半ば〜50代半ばの10年間くらい)を更年期といいます。更年期にはエストロゲンと呼ばれる女性ホルモンの分泌量が急激に減少し、自律神経の働きが乱れることから、さまざまな体調変化が起こります。これを更年期障害といいます。更年期障害の症状には、のぼせ、ほてり、発汗、頭痛、肩こり、冷え性、動悸、疲れやすい、不安感、気分の落ち込み、イライラ、物忘れなど、実にさまざまなものがあります。また、個人差が大きく、ほとんど症状を感じない人もいれば、何年間も重い症状に悩まされる人もいます。 女性ホルモンの減少により、更年期以降の女性は、骨粗鬆症、悪玉(LDL)コレステロール値の上昇、動脈硬化、脳卒中、心筋梗塞などのリスクが高まります。自覚症状がない人でも、確実に体に変化が起こっているのです。 サプリメントの摂取により、更年期障害の症状を軽くすることが期待できます。 まず、ベースサプリメントとしてマルチビタミンミネラルを摂取し、全体的な栄養バランスを整えることが基本となります。 大豆の胚芽に多く含まれるイソフラボンは、更年期に激減する女性ホルモンであるエストロゲンによく似た構造を持っており、体内でエストロゲンと同じような働きをします。よって、イソフラボンのサプリメントを補給することで、エストロゲンを補うかたちとなり、のぼせ、ほてり、発汗などの更年期特有の症状を緩和することが期待できます。 また、イソフラボンには悪玉コレステロールを減らし、血管を詰まりにくくする働きがあり、動脈硬化、脳卒中、心筋梗塞を予防する効果もあります。さらに、イソフラボンには骨からカルシウムが血中に溶け出すのを抑える働きもあるため、閉経後の女性に多い骨粗鬆症を防止する効果も期待できます。 ビタミンB群が不足すると精神状態が不安定になり、更年期の不安感やイライラを増長させてしまいますので、ビタミンBコンプレックスのサプリメントでビタミンB群を補給しましょう。 ビタミンEにはホルモン分泌をコントロールする働きがあり、ビタミンEが不足すると更年期障害の症状を悪化させる可能性があります。また、ビタミンEには血流を良くする働きもありますので、冷え性や肩こりの改善にも有効です。 この他、気分の落ち込みや不安感をやわらげるサプリメントにセントジョーンズワートがあります。ただし、セントジョーンズワートは一部の薬の効果に影響を与える場合がありますので、何らかの薬を服用中の方は、使用前に医師または薬剤師に相談して下さい。 |
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